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由来と歴史

鎮座地

東京都国立市谷保5209
電話:042-576-5123

御祭神

菅原道真公・菅原道武公

由緒

昌泰四年右大臣菅原道真公筑紫太宰府に左降の折、第三子道武公は武蔵国多摩郡分倍庄栗原郷(現国立市谷保)に配流せられた。
延喜三年父君薨去の報に、道武公は思慕の情から父君の尊容を刻み鎮座したのが起りである。
天暦元年京都北野天満宮造営の折、当社の威霊を奉上され村上天皇の勅により神殿を造営され官社に列せられる。建治三年後宇多天皇の勅により藤原経朝書「天満宮」の扁額を納められる。 その後、道武公の裔孫津戸三郎為守は源頼朝に仕え数々の武功を立てるが、養和元年十一月三日旧来の地(現国立府中インター付近)より神殿を現在の地に遷し、太宰府に模して梅香山安楽寺を興し、 社務六院を置き祀典を司どった。
明治十八年には府社に昇格し東日本における天満宮としては最も古く、湯島天神、亀戸天神とならび関東三天神と称される。

主なる社宝

  • 後宇多天皇勅額「天満宮」(国指定重要文化財)
  • 村上天皇奉献「狛犬一対」(国指定重要文化財)
  • 菅公御染筆「法華経」
  • 源義経他書写「大般若経」
  • 水戸光圀公奉納扁額「天満宮」
  • 本殿・拝殿(市指定重要文化財)
  • 社叢(都指定天然記念物)

例祭日

9月25日

特殊神事

  • 獅子舞(市指定無形文化財) 9月25日に近い日曜日
  • 大庭燎祭          11月3日
  • うそ替え神事        11月2日・3日

交通

【鉄道】南武線谷保駅 徒歩3分
      中央線国立駅 バス10分
【車】中央高速道「国立府中インター」3分